以前まではECOの風潮で人気でしたが、最近は基本性能(耐久性)が高い塗料が見直されあまり数がでていません。特に外壁用の遮熱塗料は直射日光が当たりにくく効果はイマイチで価格も高めです。でも外壁&屋根のW遮熱は魅力があります。
もし選ばれるなら外壁の遮熱塗料よりも、効果の高い屋根の遮熱塗料をおすすめします。
本当に間違いの多いポイントです。
【遮熱シリコン塗料】と表記していますが、実際はシリコン塗料+遮熱機能というイメージです。
なのでフッソ塗料+遮熱機能の【遮熱フッソ塗料】と呼ばれるものもあります。
メーカーの実験 >では、室内で約3度の遮熱効果で約15%の節電効果の効果が認められました。塗装するだけで遮熱・省エネ効果がある塗料で太陽熱を反射させ温度の上昇を防ぎ、冷房費の節電に役立ちます。
特にMK塗装で主に使用している、エスケー化研(株)のクールタイトSiは、ヒートアイランド対策技術分野で環境省で実証された技術(ETV)なので安心の塗料です。
メーカーのテストなどでは室内で-2~3℃前後の効果をうたっていますが、住宅の作りによって効果に大きな差があります。工場などで屋根裏がそのまま天井になっているような物件や夏2階がとても暑い住宅は効果が高いと予想できます。
オススメの遮熱シリコン塗料
他の代表的遮熱シリコン塗料
概要説明とパック価格
遮熱塗料にするなら外壁より屋根!
屋根の遮熱塗料は、外壁用と比較して差額が小さく効果が高いので圧倒的な人気です。
屋根の水性塗料は避け、1液より2液を選びたい!
屋根は最も耐久性を必要とし、剥離などの危険にさらされています。可能な限り水性塗料は選択しないようにしましょう。さらに同じシリコンでも1液タイプと2液タイプがありますが、屋根は可能な限り2液をオススメします。(※外壁は全国的に水性塗料が主流です。)
屋根塗料は、水性<1液<2液となります。もちろんリフティング(既存下地の脆弱)などで水性を選択しなければならない場合もありますが稀です。
塗料名 | 塗料メーカー | おすすめ度数 |
---|---|---|
クールタイトSi | エスケー化研(株) | ☆☆☆☆☆(MK標準採用) |
サーモアイSi | 日本ペイント(株) | ☆☆☆☆☆ |
アレスクール2液Si | 関西ペイント(株) | ☆☆☆☆☆ |
快適サーモSi | 水谷ペイント(株) | ☆☆☆☆ |
サーモアイ1液Si | 日本ペイント(株) | ☆☆☆ |
アレスクール1液Si | 日本ペイント(株) | ☆☆☆ |
水性クールタイトシリコン | エスケー化研(株) | ☆☆ |
サーモアイ水性Si | 日本ペイント(株) | ☆☆ |
屋根塗装で、例えば通常のシリコン塗料での価格が15万だとしたら遮熱シリコン塗料の価格は18万程度です。MK塗装では、大きな差を設けていないのでとても人気があります。
MK塗装工房では、m2あたりの単価計算ではありませんが、全国からお問合せをいただきますので遮熱シリコン塗料の単価と、一般的な大きさの住宅(約27坪)の足場などを含んだ外壁塗装工事の総額を下記します。
塗料 | 相場単価 m2あたり | 相場価格 ※総額 | MK塗装の 坪単価 |
---|---|---|---|
外壁用 遮熱シリコン塗料 | 2,300円~2,800円 | 550,000円~750,000円 | 18,000円~19,000円 |
屋根用 遮熱シリコン塗料 | 3,000円~3,500円 | 180,000円~250,000円 | 下部参照 |
m2単価だけの判断は意味をなさない!比較すべきは※総額
- 塗装単価だけを比べても、他店では素地調整代・養生費・足場代・細部塗装代・諸経費もすべて別価格なので他の項目で大幅な調整が可能です。
- 3社ほど見積りを取って比較して下さい。同じ家なのに見積りの塗装面積に大きな誤差が生じます。多くの場合は、塗装面積を大きくし単価を安く見せる調整(見積りの簡略化を参照)を行います。
- 通常m2あたりのメーカーで定める設計単価は、後述するようなただし書きがあります。
「但し300m2以上での単価となります。」一般住宅の塗装では300m2以上の塗り面積は超豪邸でもないかぎり考えられません。- 標準の工事(総額)とは別に、サイディング壁ではコーキングが必要な場合があります。
- 大幅な割引などがある場合は、単価の少しの違いはほぼ意味がなくなります。
上記のことを踏まえてMK塗装ではわかりやすい価格(坪単価)を採用しています。