フッソ塗料はまだ価格が高く一般住宅の塗り替えにはかなり高額です。ではなぜ見積りされるのでしょうか?
目次
最大の特徴は耐久性
価格は高いですが塗膜の寿命が長くほかのシリコン塗料やウレタン塗料に比べて郡を抜いて耐久性が高くなっています。塗料の性能的にはまさに「夢の塗料」ともいえます。
ではなぜあまり使われないのででしょうか?
一般住宅に向かない理由
まずは単純に価格が高すぎるという点です。
なかなか安くならない価格
ウレタンやシリコンなどは、時代とともに価格が下がり定番の塗料となってきました。
しかしフッソに関しては、昔からあるのですが価格が高止まりしてなかなかシェアが伸びません。
昨今のウナギの悪循環のようです。
価格が高い → 売れない → 余計に価格が高くなる
屋根の塗装が追いついてこない
今最もの多いスレート屋根、もちろん塗装が必要です。外壁よりも2倍の速度で劣化が起きる屋根、例え外壁と屋根を超高耐久のフッソで塗っても屋根が先に劣化し先に塗装が必要になります。
ではなぜ訪問販売でフッソ塗料がおすすめされるのか?
効果対費用が悪いので、良心的な業者はあまり一般住宅にフッソ塗料をおすすめしません。
そこに目をつけて、「この塗料は高いけど良い塗料だよ!」とすすめてくるのです。
結果、3社見積りした場合に、訪問販売の1社のみがフッソ塗料を提示し他社との差別化を図ろうとします。
フッソ塗料を塗装する際は『これ』に気をつけろ!
他の塗料と違ってちょっと特殊なのがフッソ塗料です。超高耐久の反面、価格以外のデメリットも多くあります。
次回に特殊プライマーが必要になる?
フッソ塗料は耐久性が良く「つやっ」っとしています。
しかし次回の塗装ではそれが仇になる場合もあります。高耐久=艶が長持ち=次回の塗装に特殊プライマーが必要になる場合があります。
特殊プライマーとは、ハイブリッドプライマーEPOのような特殊変性エポキシ塗料です。
フッソでも塗装後のひび割れは防げない?
塗装後に、起こりうるヒビを塗料で防ぐのは困難です。
伸びる弾性塗料もありますが、薄い塗膜で下地を割れないようにするのはほぼ不可能です。
つまり超高耐久のフッソ塗料を塗っても、ヒビは起きるので効果対費用に優れた塗料を外壁に塗装し、定期的にメンテナンスするというのが最も理想的な外壁塗装です。
フッソ塗料が向く塗装箇所
- ビルや高層の建物
- 1度塗装したらなかなか塗れない場所
- 比較的固い塗装面
- 足場を架けるのに、数百万以上かかる物件
上記に当てはまる塗装面は、フッソ塗料を検討の価値があると思います。
具体的には東京スカイツリーにフッソ塗料が使われています。上記4つをすべて満たしていますよね?
このような箇所にフッソ塗料をおすすめします。
気になるのは、価格や品質のことですよね?
一括見積サイトや訪問販売の営業ではない、しっかりとした塗装の知識をもったMK塗装スタッフが対応いたします。工事範囲(埼玉・東京で圧倒的実績)
まずは、0120-84-4152 (9~17時まで)にお電話ください。最短で当日のお見積りも可能です。「外壁塗装の相談がしたい。」とお伝えください。