セラミック配合塗料とは違い、主がセラミックや石調といわれるもので構成されています。
性能(耐久性)などとは別に質感を目的としたセラミックや石調と呼ばれる製品が存在します。
一昔前までは、新築などにも多く施工がありましたが現在は「剥がれる・価格が高い」などの理由により施工はかなり少なくなりました。
耐久性は、石の上に塗装するクリヤー塗料のグレードに左右されます。
シリコン系のクリアー塗料なら、耐久性はシリコン系塗料と同じ、ウレタン系のクリアー塗料なら、耐久性はウレタン系塗料と同じです。
メリットとしては写真のような風合いの1点のみです。
施工は外壁に模様(セラミック、石みたいな素材)を吹き付けてその上からクリアー塗料でコーティングするものです。
工程として一般的には、下塗り→模様付け1回目→模様付け2回目→クリアー塗料1回目→クリアー塗料2回目 と計5工程になります。赤の部分が通常の塗装工事より余計にかかる部分です。通常の塗り替え工事は3工程です。
・他社があまりやらない→競合があまりいない
・価格が高くできる→工程が多い分価格のつり上げが可能
もちろん石調っぽいタッチを狙って施工するぶんには構わないのですが・・・。
なにより重いのでしっかり施工しないと剥がれてくるトラブルが多いようです。
価格の高い訪問販売などには、まだデメリットを説明せずおすすめする場合が多いようです。
ジキトーンセラ(日本ペイント)
エレガンストーン(エスケー化研)など