アクリル<ウレタン<シリコン<ラジカル<ムキ=フッソ の最も大切なポイントは、6つグレードのどれかにすべての塗料は分類できるということです。
どんな高額な見積り内容(塗料)でも、塗料グレードを合わせて比較してください。現在は、シリコン、ラジカル、ムキ、3種いづれかの見積もりと考えて差し支えないと思います。
全体の9割以上がラジカルとシリコンなので、実質3位以降の塗料はあまり数が出ていません。
「価格は高いけど良い塗料ですよっ」などとおすすめされる塗料も、ほぼシリコン、ラジカルもしくはムキのカテゴリの塗料です。
現在は、ラジカルとシリコンで人気を分けるかたちとなっていますが、最新塗料ムキの登場により今後の勢力図がどう変わるか楽しみです。
フッソとほぼ同程度の耐久性に加え、フッソよりも価格が安く設定された無機塗料、業界全体でラジカルに続く塗料として期待されています。
参考:MK塗装の見立てでは、ラジカルのように市場に浸透するのに…
ムキ塗料は、光触媒のように停滞するか、ラジカルのように市場に支持され定着するか今後が楽しみです。
実は、ラジカルやムキより良いグレードの塗料ってかなり昔から存在するんです。それはフッソ塗料です。ではなぜずっと日の目をみないのか?
問題は高止まりする価格です。効果対費用(コスパ)でラジカルやシリコンに負けてしまします。さらにムキ塗料が発売されてますます出番が少なくなることが予想されます。
外壁に遅れること数年、とうとう屋根用のラジカル塗料が出ました。
シリコンよりワンランク上の次世代塗料です。特に屋根は耐久性が必要なため近い将来ラジカル塗料での屋根塗装がスタンダードとなるでしょう。
屋根の無機塗料は、ほんの一部のメーカーからのみの発売です。屋根の最高グレードといえは現在ではフッソ塗料です。しかしフッソは価格がかなり高いので、実質的なNo.1はラジカルの屋根塗料といえます。