高圧水発生装置で加圧された 高圧水をノズルから噴射した時の衝撃力を利用するのが高圧洗浄です。
外壁塗装工事では高圧洗浄機でチョーキング粉、汚れ、藻、苔などを落とします。
下地がデリケートな素材の場合には圧に注意を要します。
金属などの錆びなどは落とせません。別途ケレンなどが必要です。
(※1)ツタ、タイルの汚れ、沈殿した汚れなどは高圧洗浄程度では落ちません。
ただ単に高圧洗浄といっても様々な水流・水圧などがあります。基本的には3種(直噴・広範囲・ターボノズル)ですが手動で微調整をして洗浄いたします。
MKは、素材・屋根の状態などによって適切に洗浄いたします。
1番の違いは、水圧です。
その水圧の違いを生むのは動力です。つまり 家庭用=電気、業務用=ガソリンです。もちろん業務用のガソリン洗浄機が高性能で強力です。
屋根は普段見ないところですが1番劣化が早い場所です。コケが多く付着しているのでターボノズルなどでこそぎ落とすように洗浄していきます。
屋根は一般的に外壁より2倍の速度で劣化が進むといわれています。(風雨・直射日光などの関係で条件が悪いため)
右記写真は15年経過したアパートのコロニアル屋根の高圧洗浄の写真です。
コロニアル屋根は、外壁よりも最も定期的な塗装が必要な箇所です。
一般的な単価として、200円~300円前後です。しかし外壁塗装の費用全体で占める割合はかなり低いのであまり気にしないほうが無難です。
例えば、倍の500円前後の単価でも、他の項目が高ければ総額としては上になってしまいます。外壁塗装工事は、それぞれの単価を比べるのではなく総額を比較しましょう。
変わらないシンプルな価格! (お客様が項目の価格の妥当性を判断できない難解な見積りを改めました。)を参照ください。
外壁や屋根を洗う際に、薬品(バイオ洗浄)やマイクロ洗浄などという洗浄方法があります。
実際、使っているのは価格の高い訪問販売業者が多いのが事実です。
よく言われるのが、ただバケツに薬剤をドボンして洗浄するだけという意味合いです。逆にケミカルな成分が落ち切れずに問題が起こるといったデメリットのほうが多いです。
バイオ洗浄に関しては、大手塗料メーカーも製品を出しているのでしっかりマニュアルどうりに施工すれば問題ありませんし効果はあります。
しかし一般的にはあまり使われていませんし、ドボン洗浄という由来からもあまり良いイメージがありません。
これは最近流行っている営業方法で、実際どのようなものか調べたのですが説明や技術情報が不明です。
ワンちゃんには効果があるようですが、外壁や屋根には不要と思います。